こんにちは!橋口です!
焚き火やキャンプは楽しいのは分かるけど後の片付けの事を考えると面倒で踏み出せない方は結構多いんではないでしょうか。
本記事ではストレスなく爆速で片付けが終わるノウハウと、これだけ持っていけば片付けが楽に終わるという道具たちをご紹介します。
美味しい料理も食べたし、焚き火も十分に楽しんだ。
非日常の穏やかな時間を過ごせてリラックスもできました。
そんな気分がいい時に待っているのが洗い物です。”(-“”-)”
そしてこの洗い物はやり方を間違えるとすさまじいストレスに直結します。
インフラが整っていない自然の中でストレス無く洗い物を済ませるためにはどうしたらいいのでしょうか。
結論から言うと、洗い物の下準備だけ現地で済ませて本格的な洗い物は環境が整ったいえでやりましょう!という作戦です(^^)/
それではその具体的な方法をご紹介しましょう!
ソロキャンプでストレスなく片付けができるための道具まとめ

<掃除用ゴム手袋>
・手が汚れるのを防ぐため
(煤や油汚れが手に付着するとその後に触るものまで連鎖的に汚れてしまいます)
<ウェットティッシュ>
・あらゆるものを拭き上げる万能選手!!
<ボンスター>
・柔らかい金たわしです。煤汚れをガンガン落としてくれます!
<麻紐>
・束ねるとたわしのように使える
・繊維をほぐせば着火剤にも!!
<雑巾3枚>
① 水洗いした道具を拭き上げるため
② ウェットティッシュでは厳しい拭き上げをこなすため
③ 予備(きれい好きの方は最後にもう一度乾拭きをするため)
<大きめのごみ袋3枚>
・拭き上げた道具たちを放り込むため
① 煤がついている道具②ついていない道具③予備
★バックパックの内側を汚さないようにするため、非常に重要です!
<ビニール袋3枚>
・ゴミを分別して持って帰るため
① 燃えるゴミ②燃えないゴミ③缶
キャンプにおける効率的な片付けの流れ
上記のリストでそれぞれの道具とその役目を簡単にまとめてみたのでここでは一連の流れを具体的に説明していきます( ;∀;)
使った道具は拭き上げるだけ!あとは家で洗おう!
① まずはウェットティッシュと雑巾でざっと汚れを拭き上げます。
カレーやシチューなどの頑固な汚れは麻紐と水で対応しましょう。
(この時焚き火で沸かしておいたお湯を使うと頑固な汚れもガンガン落ちます)
② そして、大まかに汚れが取れたら乾いたぞうきんで乾拭きします。
③ 最後に拭き上げた道具たちをビニール袋に入れてバックパックに詰めて持ち帰ります。
(ビニール袋に入れることでバックパックの内側が汚れることを防ぎます)
この時一つ注意点があります!!
焚き火にかけて黒い煤がついている道具は別の袋に入れましょう。
なぜなら煤汚れは接着した箇所にすぐに移ってしまうからです。
(ちょっとでも触ってしまったらすぐに手が真っ黒になります”(-“”-)”)
④ 環境が整った台所でしっかり洗います。
家に帰ったらすぐ洗う!
・煙の臭いが染みついた服はメンテナンスをしてベランダで干す
・先に煤を落とす
・洗剤で使ったものを洗う

煙と煤の詳しい対処法は上のリンクの記事で詳しく説明しているので是非ご覧ください。
少しネタ晴らしをすると煙の臭いが染みついた衣類にファブリーズをしてもほとんど効果がありません。(笑)
これは煙の臭いの原因やファブリーズの特徴を理解するとすぐに理由が分かります。
焚き火の煙はすぐに対応しないと匂いが染みついてしまいますので正しい対処を心がけましょう!
さて、肝心の洗い物ですが最初は真っ黒になった煤から洗っていきます。
理由は煤を落とした後に結局洗剤で洗うことになるからです。(笑)
煤は油汚れとは別物、簡単に言うなら炭素粒子のコーティングです。
コーティングを落とした先に普段の汚れがあるのでそれを落とすために洗剤が必要になる。ということです。
全てに道具の煤が落ちたら洗剤とスポンジを使って普段の食器のように洗っていきましょう!これで片付けは完了です!お疲れさまでした!(^^♪
まとめ!この片付け方のポイント

なぜ、家に持ち帰るのか。
この片付け方のポイントは洗剤を持参して現地で洗わない。という点です。
理由は、インフラが整っていない場所での洗い物には限界があるからです。
僕も最初は現地の洗い場を使って最後まで済ませようとしていましたが、どうしても臭いや油汚れが気になります。
頑張って洗っても結局気になってもう一度家でしっかり洗うことになってしまうので、二度手間を避けるために割り切って家に持って帰った方が賢明です。
最大の難関、焚き火の煤に気をつけよう!
最後に片付けにおける一番の注意点を説明しておきます。
一番の注意点は“焚き火の煤“です。
煤の正体は、有機物が不完全燃焼をして、その際に発生する炭素の微粒子が付着するいわば炭素微粒子のコーティングです。
炭素微粒子は一般的な油汚れとは異なるので洗剤で洗っても効果はほとんどありません。それどころか粒子が付着してスポンジと手が真っ黒になります”(-“”-)”
そして黒くなった手やスポンジで別の洗い物に触れてしまうとまた粒子が移ってしまうという地獄の循環に陥ってしまいます。
なのでキャンプの洗い物のポイントは
★持ち帰る際のごみ袋を分ける。★煤を最初に落とす。
この二つに集約されます!!
煤の特性をしっかりと理解して、適切な対処をすれば怖いものは何もありませんよ。(^^♪
キャンプの余韻を冷まさないために
いかがでしたでしょうか。
洗い物は全部現地で完結させようとせずに適材適所でスマートに済ませましょう!
洗剤がない冷たい森の水で延々と力業でごしごし油汚れと戦うのは本当につらいです。
(頑張ったところで結局落ちません”(-“”-)”)
僕たちは非日常でリラックスするために自然に飛び込むわけですから、最後の最後で余計なストレスを抱えないようにしましょう!!
おまけ~キャンプの洗い物の最強の味方!電解水をご紹介!!~

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最後に必須アイテムではないですが、あるとめちゃくちゃ便利なアイテムを紹介します。
それは“アルカリ電解水”です!
原料はなんと水だけ。化学薬品やアルコールもオイルも一切使用していません!
なぜ水だけで汚れが落ちるのか
そもそも汚れを綺麗にするには、汚れの性質に対して反対の性質の洗剤を使うことが効果的と言われています。
酸性の汚れは油汚れや皮脂の汚れなど、多くの汚れが酸性の汚れに分類されます。
キャンプ汚れのほとんど酸性の汚れですので、
アルカリ性の電解水を使うことは化学的にも効果的なのです!
アルカリ電解水の注意点
一見万能に思える電解水にもちろん不得意はあります。
電解水は強いアルカリ性を示すので銅製品、アルミ製品などは予期せぬ化学反応が起きてしまうので使わない方が良いでしょう。
事前に使用上の注意をよく読んでご使用ください( ;∀;)
僕はこの電解水を100均などで売っている小型のスプレー容器に移し替えてソロキャンプに持って行っています。
一度のキャンプでそんなに必要ありませんからね(笑)
皆さんも一度試してみてはいかがでしょうか?(^^)/
おわりに
本記事ではソロキャンプで必要な片付けセットと片付けの効率的な流れをご紹介しました。
この知識は一泊のキャンプに使えるものなので、当然、日帰りの焚き火やチェアリングなどでも活用できます。
要するにアウトドアで片付けをする際はこの記事を見ればどんな場合でも大丈夫ってことです!
皆さんも片付けをサクサク終わらせることができるようになれば、ストレスが減って最後まで気持ちよく帰ることができます。
是非、スマートな片付けをマスターしてくださいね!(^^)/
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