あー、デジタルデトックスに出会えてよかった!
こんにちは!橋口です!
本記事では日本で唯一(多分)のチェアリングの専門書「椅子さえあればどこでも酒場」を読んでみた感想を紹介します!
・チェアリングに興味がある
・チェアリングの本を見つけて、中身が気になる
・気になるけど買うかどうかは…
<本記事から得られるメリット>
・「椅子さえあればどこでも酒場」の内容が大体わかる
本記事を読むことで「椅子さえあればどこでも酒場」の内容がざっくり分かります(笑)
はじめに
本記事はチェアリングに少し興味が芽生えた方にピッタリな記事です!
おそらくチェアリングと一緒に「椅子さえあればどこでも酒場 チェアリング入門」という本も同時に見つけたはずです。
この本はチェアリングについて書かれたおそらく唯一の本なのですが、
「椅子を持ち出してのんびりするだけの趣味」の入門書ってちょっと気になりませんか?
実際に買って読んでみるとなかなか面白いんですよ、これが。
ただ椅子を持ち出して好きな場所でのんびりするだけのことにここまで熱量を込めることができるのか!と感動しました。
いきなり本を買うのはちょっとハードルが高いと感じている方のためにこの記事で大まかな概要を紹介していくので是非、ご覧ください(^^♪
椅子さえあればどこでも酒場 チェアリング入門
この本の内容を一言で説明すると、
「二人の著者と様々な方が一緒にチェアリングをしながら、その体験談を通して、酒やつまみの例や場所、魅力を伝える」って感じの構成です!
なので本書はほとんど対談形式の文章ですので、読書が苦手な方でも、かなり読みやすいものになっていると思います!
当初は各章の要約を順番に進めていこうと思っていたのですが、
ほぼ全てが対談形式の具体例で構成されているので、
いわゆる「本要約系YouTube」的にご紹介しても伝わりづらいと感じました。
ゆえに、本記事では僕の感想文的なニュアンスで本書をご紹介していこうと思います!(^^♪
本の基本情報
<著者>
・パリッコさん:酒場ライター・イラストレーター
→雑誌でのコラムや漫画連載、WEBサイトへの寄稿が多数、主にお酒にまつわる仕事が多いそうです。
・スズキナオさん:フリーライター
→主にWEBサイトの記事を中心に執筆されています。
→『酒の穴』(シカク出版)でパリッコさんと共著を務め、交友が生まれたそうです。
本書はこの二人とゲストの対談で構成されており、その時のチェアリングで用意した食べ物や酒、場所が写真で紹介されています。
本書から学ぶ“チェアリングの魅力と楽しさ”
<チェアリングの魅力の本質>
・椅子に座った瞬間、景色が変わる
→余計な情報が一気にシャットアウトされる。(道行く人の視線など)
→普段気にしないことに敏感になる(風に揺れる木々、鳥の声)
好きな本や音楽と共に屋外の好きな場所をパーソナルスペースとして、リラックスして過ごすことで、
椅子に座った瞬間に自分だけの特別な空間として切り取られてるような感覚が病みつきになります!
たとえば、多摩川の河川敷でチェアリングをした時には、
「あのランニングをしている人はベテランであの人は最近始めたのかな」
「あんな建物あったっけ」
「風が吹いたときの木々の揺らめきが良い感じだな」
「ていうか、日光浴ってめっちゃ気持ちいいな」
的な、のほほーんとした気分になりました(笑)
チェアリングの楽しさの本質は「屋外にパーソナルスペースを作って非日常感を味わう」ことだと僕は思います!(^^♪
忙しい日々に追われて余裕がない人こそこの現象を実感しやすいと思います!
ただし、これには重要な注意点が必要です。
チェアリングは「屋外を自分のパーソナルスペースにする趣味」です。
つまり、「マナー」に最大限配慮した場所選びが必要だということです!
これを怠ってしまうと、“インスタ映えを重視過ぎて立ち入り禁止の花畑に入り込むような人”と同じになってしまうので気をつけましょう!(^^♪
本書から学ぶ“おつまみの選び方”
個人的には最も参考になったパートです(笑)
著者の経験的に、チェアリングに向いているつまみの条件をまとめます!
<チェアリングに向いている食べ物の特徴>
・食べやすい
・片付けやすい(水気が少ない)
・耐風性(風で飛んでいかない)
・冷めても美味しい
食べやすい、片付けやすいは誰でも思いつきそうですが、「耐風性」という視点は流石です!(笑)
スナック菓子など、軽くて袋に入っているものは風が吹くたびに散らからないように気を遣うのでNGだそうです(笑)
あれこれ書くより、具体例を挙げた方が分かりやすいので、一覧にまとめておきます(^^♪
<チェアリングに向いている食べ物>
・海苔巻き
・シュウマイ
・春巻き
上の三つは手で食べられて、そこそこ重くて、気温に左右されずに、酒にも合います!
控えめに言って、最強です(笑)
<チェアリングに不向きな食べ物>
・サバの水煮
・煮込み系の惣菜
要するに、片付けの手間と風や気温に左右されてしまうものは不向きなようです(;^ω^)
個人的な感想
結論から言うと、「買ってよかったです」
自分の知らないチェアリングの楽しみ方知ることができたし、
元々キャンプが大好きな自分としては、
チェアリングの枠を超えて、BBQになりがちだったので、
その節度というか境界線のようなものはなんとなく感じ取ることができました(笑)
また、様々な人の「屋外で椅子を構えて酒を飲む」ということに対する社会的なイメージや
持論がぎっしり詰まっていたのもよかったです!
これを読んでいなかったら「迷惑系チェアリング」に片足を突っ込んでいたかもしれません(;^ω^)
ただ個人的にはもう少し、道具と食材にこだわってもいいんじゃないかという気持ちもあります。
本書で、「“缶のハイボール”と”ベビースターラーメン”を公園のちょっとした台において、
ポケットに“裂けるチーズ”を入れてもいいね!」的な箇所がありました。
手も汚れないし、手軽で後片付けも不要な見事なチョイスだと思いますが、
僕が何も知らない通行人としてその光景を見ると、ちょっとスマートじゃないです(笑)
「どこでも何でもいいから飲んでいる人」に見られても不思議ではありません。
もちろん、チェアリングは人が好きなようにリラックスをする趣味なので、
(しかもチェアリングという言葉を作った方におこがましいですが(;^ω^))
あくまで個人的な見解ですが、
僕なら、もう少し周りから見られたときに、
「あ、なんかセンスいい飲み方やってんな、今度自分でもやってみたいな」と思われるように工夫はしておきたいところですね(;^ω^)
みなさんもチェアリングに挑戦するときは、
「周囲に不快感を与えずに、自分が120%楽しめるチェアリング」を考えてみてください!(^^♪
諸々準備が終わって、現場で座りだすと、後は「過ごす」だけなので、
事前に計画するときが一番楽しい時間かもしれませんね(笑)
おわりに

本記事では、チェアリングについて書かれた唯一の本
「椅子さえあればどこでも酒場:チェアリング入門」をざっくり紹介させていただきました!
冒頭でも申し上げたようにほとんどが対談で誰かのコメントなので、僕がご紹介した内容は上澄みに過ぎませんが、要点は抽出できていると思います!
本記事を読んで興味を持たれた方は是非、ご購入していただくのもいいのではないでしょうか!?(^^)/
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