こんにちは!橋口です!
“デイキャンプ”という言葉を聞いたことはありますか?
通常のキャンプとデイキャンプの違いとは、単純に「泊まる」か「泊まらない」かです。
本記事では、キャンプに興味があるけど道具や日程の確保で敷居が高く感じられたり、
インフラが整っていない自然の中で寝食することに抵抗がある方のために、
「日帰りのお試し」でキャンプを楽しむ方法をご紹介しています!(^^♪
通常のキャンプは宿泊するため、荷物も多くなりますし、
連休じゃないと行けなかったり、二日以上予定を抑えるので天気のことが気になったり、
慣れるまでは経験者と一緒じゃないとハードルが高く感じる方もいると思います。
それに比べてデイキャンプは宿泊しないので荷物が少ないです。しかも日帰りなので行きたいときにふらっといけるのが魅力ですよ!(^^♪
デイキャンプに行く場所

SNSでキャンプについて発信していると、デイキャンプはどこでやればいいの?という質問が結構来ます。
結論から申し上げると、“キャンプ場”や“一般開放されている河原”です。
なぜならそこで焚き火ができるからです。
デイキャンプは焚き火をしに行くためにある!
といっても過言ではありません!(; ・`д・´)
焚き火はキャンプの要素の中で最も強いリラックス効果、デジタルデトックス効果が期待できるのでデイキャンプでも焚き火は必須です!

デイキャンプは焚き火が可能な場所に行きましょう!
逆に言えば、明治神宮内苑や新宿御苑は都内からのアクセスが抜群で自然が豊かな場所ですが、
火気厳禁であるためデイキャンプの場所には向いていませんね。
デイキャンプの魅力

一言で言ってしまえば、
時間、予算、リラックス度を考えた時にコスパが抜群だからです!
旅行でも時間とお金をかけてハワイの海に行くとめっちゃ満足できますが、
半分以下の予算と日程で沖縄の海に旅行するのでも十分リラックスできますよね?(笑)
個人的にはデジタルデトックスをしたいと思ったときはがっつりキャンプよりも
サクッとデイキャンプを選ぶ方が多いです。
<東京デジタルデトックスがデイキャンプを推奨する理由>
・朝から行って夜帰るようにすれば、キャンプの醍醐味を味わえる。
・1日でも自然の中に没入する。焚き火をする。外で食事をする。は体験できる。
・帰宅後の片付けが圧倒的に楽。
・テントのメンテナンスをしなくてもいい
火を熾して料理を作って食べて、ゆっくり温かい飲み物や酒でも飲みながら自然に没入し、物思いに耽る。
この作業がキャンプの全てです。(笑)
文明から離れた場所で古来の人間たちが行ってきた営みを疑似体験する趣味と言い換えることもできます。
(その中に本当の豊かさは確かに存在します)
結論を申し上げるとデイキャンプでもデジタルデトックスは十分可能です。
・昼前:現地に到着
・15時:昼食を食べ終える
・15時~20時:焚き火をいじりながらリラックスタイム♪
余裕ですよね?(笑)
実際キャンプをしてみると分かりますが、泊りのキャンプでも
ほとんどの人は大体21時~22時に就寝します。
暗くて何も見えませんし、やることもありません。
何より動物としての本能(体内時計)が睡眠モードに入るので(笑)
最大のメリット:撤収作業が楽!
デイキャンプ最大のメリットはズバリ!“撤収作業”です。
ぶっちゃけてしまうとテントの撤収は決して楽なものではありません。
森で一晩を越えたテントは必ず朝露でびっしょりの状態になっています。
それを折りたたんで小さな袋に放置して何か月も押し入れに入れておくとカビが生えてしまうので、
その場で水分を完全に除去するか、家に帰って乾くまで干す必要があります。
これはキャンプ大好き人間の僕でも「そこも含めて楽しい‼」ということは難しいです(笑)
その手間を考えてしまうとどうしても相対的にデイキャンプがちょうどよいと思います。
東京デジタルデトックス流デイキャンプ

このような質問を多数いただくので東京デジタルデトックスが推奨するデイキャンプでの過ごし方をご紹介します!
簡単な料理を作ってみる
何もないフィールドでやること。それは食事です。
そもそも地球上の生物は“起きて、食って、寝る”。そういう生き物です。(笑)
都会で自然から離れた生活をしているとつい忘れてしまいがちですが、人間の生活の本質も”食って、寝る”ですよね?
都会で過ごすとそこに、”経済活動”が組み込まれますが、デイキャンプをする休日くらいはそのことは忘れましょう。
食べたいおかずとごはんを食べる。それでいいと思います。
自然時間を楽しむ
そうはいっても何時間も食事を続けることは難しいので、空いた時間が生まれます。
常に何かをしよう。というような考えは捨ててください。
なにもしないために、わざわざ自然の中に行くんです。
デジタルデトックスは“自然で過ごす”ことが目的なので、そこからブレないように気をつけましょう。
間違ってもだらだらとYouTubeとかインスタを見てはいけませんよ?(笑)
空いた時間は、“その時間を楽しむ”ことに集中しましょう。
その辺を散歩してみたり、焚火をいじってみたり、風が吹いたときに木がどう動いているかを見てみたり、やることは意外と多いものです。
もう少しネタ晴らしをすると、“自然の中で生きる”って結構忙しいです。
家で料理をする際は蛇口をひねればお水が出ますし、ガスコンロを回せば火がついて食材を調理できます。
しかし、自然の中では焚き火が消えないように維持するのも一苦労です。
火を確保して、お湯を沸かすことがどれだけ難しいか、自分たちの生活がどれだけ恵まれるかを実感すると思います。
現地に着いたらやるべきことリスト
現地で何をすればいいのかが分からなければ最初の一歩は中々踏み出せないと思います。
今回はデイキャンプでやるべきToDoリストを作成したので最初はこれに沿って作業を進めてみてください!
①イスやテーブル、焚き火台などをセット
まずはじめにすることは持参したアイテムをセットし、カバンの中身などを整理しましょう。
ここを最初にやっておかないと後からあれこれ慌てて取り出したり横に置いておいたり、ものが散在して収拾がつかなくなります。
せっかくですので、スマートにいきましょう!
②焚き火を起こし、お湯を沸かす
持ち物の整理とセッティングが終わったら最初に取り掛かるのが火の確保です。
いざやってみると火を熾すという作業はなかなか大変で時間がかかるものです。
最初にやっておかないと欲しい時に調理の熱源がない状態になってしまいます。
それに、焚き火が熾ると一気にキャンプの非日常感がでてきてテンションが上がりますよ!
③焚き火が安定したら一休み。冷えたビールでも飲みましょう!
焚き火の最初の段階では燃料をつぎ足し続ける必要があり、
かかりきりで面倒を見ることになりますが、大きな薪が安定して燃え始めたらしばらくは安定するので放置して大丈夫です。

一休みして冷えたビールでも飲みましょう!!
④料理を作る
一休みしたらいよいよ料理を作って食べます。
デイキャンプのやつことリストは料理が一つの区切りで終わるので、
美味しい料理を作るために全力を注いで食材と向き合いましょう!
⑤ぼーっとしながら焚き火を育てる
料理を食べ終わったらいよいよ本格的にデジタルデトックスの突入です!
普段は手に入れることができない穏やかな時間を存分に楽しみましょう!!
手持ち無沙汰な時は焚き火をいじっていると意外に時間はすぐに過ぎていきます(^^♪
食べ終わった食器やクッカーの汚れを熱湯で洗い流しておくと後でめっちゃ楽ですよ!
(浸けておくのではなく、洗い流します。熱湯は川の水と焚き火の火でいくらでも作れます)
⑥片付けて撤収
きれいに片づけて帰りましょう!

ストレスが最も少ない片付けの方法を紹介するのでこれを実施して気持ちよく帰りましょう!!
立つ鳥、後濁さずです。
来た時よりもきれいにして帰るのが自然に対する敬意であり、人としてのマナーです。
(この考えを持つことができない人はこの趣味は向いていないので別の趣味を探しましょう)
デイキャンプで体験できない唯一のこと

森の朝を過ごすことができない
デイキャンプは森の中で朝を迎えることができません。
これはキャンプと比較した時の唯一にして最大のデメリットです。
森の朝は非常に気持ちがいいです。
朝、テントから出た瞬間に感じる喜びは形容しがたい感覚です。
ひんやりと澄みきった空気、森の匂い、小鳥の鳴き声、身体の深いところまで温めてくれる太陽の光。
暗くて寒い夜を過ごした森の木々が朝日を浴びた瞬間に一斉に光合成をするからでしょうか。
辺り一帯でとてつもない生命力を感じます。
(スピリチュアル的な意味ではなく、本能的にそう感じます。)
そして森で朝を迎える大きなメリットは“日が昇ると同時に起床することができる”ということです。
キャンプにおいて人間と自然の間にあるのはテントの薄い布一枚です。
自分と自然の距離を極限まで近くなっている。これが非常に重要なポイント。
朝になり空が明るくなるとその光は薄い布を透過してテント内を照らします。
その状況ではどんなに寝起きが悪い人でも太陽の光のおかげで自然と目が覚めます。
人間よりも早起きの鳥の鳴き声も同時に聞こえてくるでしょう。
太陽が昇ると同時に起きる。
これが地球で生きる動物の本来のリズムです。
自然の中で朝を感じるこの瞬間がたまらないのです。
この感覚は視覚と聴覚だけでは説明できないので、文章や動画では表現不能の世界です。
あなたも是非、地球時間で生きる感覚を体験してみてはいかがでしょうか。(^^♪
おわりに

本記事では、デイキャンプの魅力とメリットをご紹介させていただきました!
僕自身も学生時代はガンガンキャンプに行っていたのですが、社会人になってからはもっぱらデイキャンプです(笑)あ
時間と体力が無くなってきました(;^ω^)
デイキャンプは夜の焚き火と朝の最高の時間を味わうことができませんが、それでも焚き火はできますし、
森の中で非日常を十分に楽しめることができる神コスパの趣味です!(^^♪
~拝啓、読者の皆様へ~
東京デジタルデトックスでは主にSNSやYouTubeなどのデジタルコンテンツから距離を置き、おだやかな非日常を楽しむための情報を発信しています。
実際、現代ではスマホを切り離すことは不可能です。
でも、たまには意図的にSNSやGoogleなど、便利で繋がりすぎた世界からはなれて、自分と向き合ってみませんか?
そうすることで、
対人関係や仕事などで忙しすぎる社会ではつい後回しになってしまう“自分”を大切にすることできます。
東京デジタルデトックスは“あなたの本質”を見つけるためのサイトです。