こんにちは!橋口です!
煙臭いし、なんか手に黒い汚れがついて取れないし…と焚き火の後始末にお困りの方へ
焚き火の後片付けの段取りで困っていませんか?
焚き火をして心身ともにリラックスした後に後片付けでストレスを抱えてしまうのは本当にもったいないです”(-“”-)”
「終わり良ければ総て良し」の逆です(笑)
本末転倒になってしまいますよね(-_-;)
本記事ではストレスを抱えずにスマートに焚き火を片付ける方法と気を付けるべきポイントを具体的に解説していきます!
僕は毎月日帰りで焚き火を楽しんでいますが、天気が良い日に夕日がきれいな時間を狙って思い付きで焚き火をしに行くときも多いです。
何が言いたいかというと後始末のコツを知って不快感を取り除けば、焚き火をするフットワークが格段に軽くなります(^^♪
必要なのは自分の身体と木だけですから(笑)
ぜひあなたも後始末のコツを知って快適な焚き火ライフを楽しんでください!( ;∀;)
焚き火の後片付けの流れを具体的に紹介!

焚き火の片付けに必要な道具
・軍手(煤汚れから手を守るため)
・スコップ(炭や灰を取るため)
・火消し壺(消火、ごみを持ち帰るため)
・ゴミ袋(煤が付いた道具を隔離するため)
・ウェットティッシュ(周りのものをきれいに拭くため)
・雑巾(いろいろ拭くため)
基本的には撤収を速やかに済ませ、細かい洗い物は環境が整った家でやる。
というのが前提の持ち物リストです。
現場で洗い物を済ませたい方は以下の道具をプラスしてください。
・メラミンスポンジ(洗剤要らずの強力スポンジです)
・掃除用厚手のゴム手袋(煤や油を手に付けないため)
・雑巾(水気を拭き上げるため)
メラミンスポンジは商品名の「激落ちくん」の方が有名ですよね!

家庭用のソフトなスポンジでは苦戦してしまうような汚れでも激落ちくんなら簡単に落としてくれます。
さらに激落ちくんよりも「ボンスター」というスポンジの方がはるかに楽に汚れを落とせるので僕はボンスターを愛用しています。(^^♪

そして焚き火の片付け道具のスーパーエースが“ウェットティッシュ”です!
ウェットティッシュはテーブルや椅子の足、使っていたマグカップや、火バサミの先端などあらゆるところをきれいに拭いて捨てることができます!
ウェットティッシュは少し多いくらい持っていくことをおすすめします!
また、ウェットティッシュと合わせて電解水を使うとよりきれいに道具を持って帰ることができます。
必須ではないですが、おすすめのアイテムです!
結論。全部現地でやろうとするとしんどいです。
今回ご紹介する手順は、洗い物は帰った後の家で済ませるという前提で組み立てています。
理由は、インフラが整っていない場所で無理に全部洗おうとするよりも家で、洗剤やお湯を使って洗う方が効率的ですし、ストレスも少ないからです。
以前、川の水を使って全部洗おうとしましたが、油汚れと煤汚れで自分の手がすぐにベタベタになり、
挙句、その手で触ったほかの洗い物やバックにも煤が付くという大惨事に陥りました(笑)
もちろん川の水を使うからには洗剤はタブーですからね、全く汚れが落ちませんでした。
(汚れを塗り広げているような感覚です(笑))
超絶ストレスがたまる片づけの経験をしたので、
それ以来現場で全ての片付けをこなすことをあきらめ、家で道具を洗っています(^^♪
焚き火を撤収する具体的な流れ
① 消し炭を火消し壺に入れて焚き火を消す
② テーブルやいすなどウェットティッシュと雑巾で拭き上げる
③ 焚き火台以外の道具をバックに直す
④ 焚き火台の煤を雑巾でさっと拭き上げ、他のものと接触しないように袋に入れる
⑤ 家の整った環境でちゃんと洗う
一つずつ詳しく見ていきましょう( ;∀;)
① 消し炭を火消し壺に入れて焚き火を消す
以下の理由で焚き火の火を消すときに水をかけて消火するのはおすすめしません。
・急激な温度変化で焚き火台が歪む
→焚き火台が歪むと次からの使用に差し支えます。
(繰り返すと組み立てられないほどに歪むので気を付けてください)
・水と灰が混ざることで泥のようになる
→水を加えてしまうことで田んぼの泥のように反液体状になります
(べったりまとわりつくので焚き火台を拭くときにすごくストレスです)
火消し壺は酸素を完全に遮断してまだ火が蓄えられている熾火も自然鎮火させます。
火消し壺で消した薪は炭となって再利用することができますよ!
(火消し壺を買うのが嫌だ、かさばるから持っていきたくないという方は、炭捨て場がある場所を選んで焚き火をしましょう。)
消し炭を取り除いても焚き火台は相当熱を蓄えているので、熱が下がるのを待ちながら他の片付けに取り掛かります。
② テーブルやいすなどウェットティッシュと雑巾で拭き上げる
自分が使ったマグカップや食器、テーブルなどをウェットティッシュで拭き上げましょう。
その後に雑巾で乾拭きするとすぐに水気が取れるので片付けが早くなります。
③ 焚き火台以外の道具をバックに直す
焚き火台がまだ熱を帯びていたら先に他の道具を撤収して、すぐに帰れるようにバックパックに収納しておきましょう。
④ 焚き火台の煤を雑巾でさっと拭き上げ、他のものと接触しないように袋に入れる
焚き火台の熱が下がったら、煤や灰を軽く払って袋に入れましょう。
(軍手を忘れずにつけましょう!)
焚き火台についた煤を他のものに付けないようにすることが目的なので、新聞紙で包むという方法でも大丈夫です!
⑤ 家に帰り、整った環境でちゃんと洗う
煤:メラニンスポンジで洗う
その他:しっかり洗剤で洗う
持っていく道具の数にもよりますが、慣れたら10分くらいで片付きます。
(火消し壺は恐らくまだ熱いので、取り扱いに注意してください)
このレベルに到達すると片付けのストレスは限りなくゼロに近く、最後まで余韻に浸りながら家に帰ることができますよ(^^♪
後始末の際の不快感を最小限に抑えるコツを教えます

気を付けるべきポイントは“煤”だけ!
片付けのストレスを激減するポイントをまとめます。
<煤がついている道具の片付けの心得>
・必ず袋や新聞紙に包んで隔離する
・汚れを落とすときはメラミンスポンジ
・煤がついている道具は最後に洗う
・触るとき、洗うときは軍手やゴム手袋を必ずつける
焚き火の片付けで厄介なのが“煤”です。
煤の扱いに慣れていない人が特有の頑固汚れに手を焼いて
「焚き火の片付けってめんどくさいなぁ」状態に陥ってしまうのです”(-“”-)”
煤の正体を簡単に説明すると「不完全燃焼で発生する炭素の微粒子」です。
そして粒子はめっちゃ細かい粉上の物質なので手や布などにすぐ移ってしまいます。
煤の道具を持ち運ぶときや洗うときは手袋や軍手は必須です!
また、煤は油汚れではないので普段使っている洗剤ではなく、メラミンスポンジで洗いましょう。一瞬できれいになります。

煤の性質や対処法については上の記事で詳しく説明しているので是非ご覧ください!(^^♪
おわりに
今回は焚き火が終わった後の撤収のコツをご紹介しました。
要するに煤汚れの処理のコツを学べば何も怖いものはありません。
バックパックの中が汚れない程度にウェットティッシュでさっと拭いて家でしっかり洗う。
これだけのことです(笑)
普段仕事に持っていくバックの中に焚き火の後の道具を入れるのはにおいや汚れが多少気になるので、
僕はアウトドア専用のバックパックで焚き火に行っています。

良かったらこちらの記事も参考にしてください!( ;∀;)
専用のバックパックを持っておいてそこにマグカップや焚き火バサミなどを入れておくとマジでフットワークが軽くなります(笑)
有事の際のサバイバルバックの役割も果たしてくれます!(笑)
正しい準備と正しい後始末の知識を得て、手軽に非日常体験を手に入れましょう!(^^)/
~拝啓、読者の皆様へ~
東京デジタルデトックスでは主にSNSやYouTubeなどのデジタルコンテンツから距離を置き、おだやかな非日常を楽しむための情報を発信しています。
実際、現代ではスマホを切り離すことは不可能です。
でも、たまには意図的にSNSやGoogleなど、便利で繋がりすぎた世界からはなれて、自分と向き合ってみませんか?
そうすることで、
対人関係や仕事などで忙しすぎる社会ではつい後回しになってしまう“自分”を大切にすることできます。
東京デジタルデトックスは“あなたの本質”を見つけるためのサイトです。
